12/30 (木)
2枚目のCDは録音作業が、6/19に
全て終わり、後はCDの中に入れる
ブックレットのデザインや内容を
決めるだけ状態だったが、
デザイナーのTさんが忙しいこともあり、
また私がのんびりしていたこともあって、
延び延びの状態になり、今に至っていた。
ただ、12月19日のTさんとの打ち合わせで
だいたい、22年の2月頃には出せそうな
見通しがついていた。
この間、何度も出来上がった試聴版を
聴いていた訳だが、
いくつか気になる部分が見つかっていた。
「直した方がいいかな~、
まあ、このままでもいいか、」
と、ずっと悩んでいたが、やっぱり
悔いを残すのはやめようと、
直すことに決め、スタジオに向かった。
エンジニアのSさんが、「また来たの~」
という顔で迎えてくれ、すぐに作業に入った。
すると、私は編集で直せると思っていた箇所、
たった4小節なのだが、
それを編集で直すのは無理だとわかった。
それで急遽、ピアノを録り直すことになった。
4小節のチェロとピアノのアンサンブル部分だが、
チェロのメロディラインがもっと引き立つように
弾き直した。
できたものを聴くと、チェロのラインが
ピアノに邪魔されず、いい感じになった。
その後、2箇所、ほかの曲で簡単な
編集をしなおし、作業が終わった。
2時にスタジオに入って、4時前に終わった。
やっぱり思い切って直してよかったと思った。
久々にスタジオでの緊張感を味わい、
自分の考えに納得がいき、
やっぱり、音楽は楽しいと思った。