７月２４日（日）
水泳大会はいつも朝が早い。
普段寝る時間にはもう起きていないといけないと
いうことで、ここが辛いところ。
Kさんと５時３０分に地元の
マイセン通り入り口で待ち合わせる。
マイセン通りはオシャレなお店が立ち並び、
普段は多くのオシャレを自認するような人たちが
歩いているが、今は人っ子一人いない。
目指すは町田市民プール。
７時３０分の集合だ。
表参道駅から５時４６分発の千代田線に乗り、
代々木上原で小田急線に乗り換え、
町田駅に６時４０分頃着き、
そこからまたバスに２０分、
降りてからまたさらに
１０分ほど歩くという遠さだ。
町田市といっても、ものすごい田舎で、
ここに来るだけで、もう相当に疲れてしまった。
まして昨夜は１～２時間ぐらいしか
寝てないのだから。
今回の大会は「東京都市町村対抗水泳大会」
というもので、三鷹市や、八王子市や、
あきる野市など、主に東京の西部の市が集まって
市単位で勝敗を決めるという大会で、
通っているスポーツジムのコーチからの
お誘いで、出場することになり、
武蔵野市からのエントリーになった。
プールは長水路（５０m）で、室内だが
窓や屋根がガラス張りで明るく、また広く、
きれいで、とてもいいプールだった。
私の出場は、メドレーリレーと５０mの平泳ぎで、
プログラム２番目、早速のメドレーリレー。
私はアンカーの自由型を泳いだが、
息継ぎのたびに隣のレーンと
せっているのがわかり、
何とか抜かそうと必死に泳いだが、
振り切られ、全体の４位。
悔しい。
午後になって今回本命の５０m平泳ぎが始まった。
目標タイムは５１秒台だが、
ここのところの泳ぎではちょっと難しい。
以前は５１秒は普通に出ていたのだが、
ここのところ、泳ぎを変えてからタイムが伸びず
５４、５秒がいいところだった。
招集がかかり、招集所で一緒に泳ぐ
メンバーを見ると６０代クラスなので、
全員、おじいちゃん感が出ている。
どう見ても私が一番若い。
結構いけるかも、、、。
短い笛が鳴り、プールに上がる。
次の長い笛でスタート台に上がり、
「Take your mark」の声でクラウチング姿勢を
とり、号砲で一気に飛び込む。
号砲が鳴ってからの１秒くらいは、
何も覚えていないし、何も見えていない。
気がつけば世界は変わり、水の中に一人。
身体中に水の冷たさと水の泡を感じ、目を凝らす。
大丈夫、ゴーグルは外れていないし、
深すぎてもいない、上手くいったみたいだ。
あとは全力で泳ぐのみだが、少し周りを見れば、
おじいちゃんたちはもう随分前で泳いでいる。
追いつこうと頑張るが、ちっとも近づかない。
終わってみれば、８人中７位、
タイムは５４秒０８。
今回の大会はレベルが高い。
参加者が全員、それぞれの市の水泳連盟の選手で、
スポーツジムだけで呑気に泳いでる
感じの人達ではない。
若い頃から選手でしっかり泳いできた人達だろう。
ちゃんとやってきた人、ちゃんとやっている人は
こんなに速いんだなあとつくづく思い知らされた。
市町村対抗の結果だが、私が入れてもらった
武蔵野市チームは１５０点の第３位。
好成績だった。
他の人たちがすごくいい成績だったのだ。
私はメドレーリレーの４位で、
わずか２点の貢献をした。