8月２０日（日）
今日は私の通っているスポーツジムの水泳大会で、
関東の２０数店舗が参加して
毎年行われる大会である。
場所は横浜国際プール。
私は毎年参加していて、もう十数回目となるが、
最初は二十年くらい前、
プールでよく会う人と話すようになり、
その人がリレーメンバーが足りないので
なんとか出てくれと頼まれ、
それじゃあと出たのが始まりでそこから段々と
水泳にはまっていったという経緯がある。
12時30分、田園都市線の鷺沼駅に到着。
そこから会場までタクシーで行くつもりで
タクシー乗り場に並び、10分ほど待ったが、
タクシーは全く来ないし、来る気配が無い。
一番前に並んでいるお婆さんは
もう30分も待っているという。
これじゃあ間に合わないなあと、
スマホでバスを調べるが、どうもよくわからない。
大変だ、遅刻しちゃうと焦り、
思案にくれていると、
あ、そうだ、タクシーアプリがあったとひらめいた。
何かの折に一応スマホに入れておこうと
入れておいたのだが、
まだ一度も使ったことがなかった。
アプリを開き、色々とやってみるが
焦るばかりでうまくいかない。
どうやら、駅前のロータリーには入れないので
ダメということをいっているらしい。
それじゃあということで、選択肢の一番上にあった
交番前というところに設定すると
すぐに車が予約できた。
よかったー、交番ならきっとこの辺だろうと
アタリをつけ駅周辺を探すが見つからない。
車が到着して、待っても来ないと
キャンセルになると
書いてあったので、焦りまくり、
二人の人に道を訊いて何とか交番にたどり着いた。
結構、駅から離れていたのだ。
タクシーはもう待っていた。
何とか予定時間に会場に着き安堵する。
初めてタクシーアプリというものを使ったが、
確かに便利だ。
まだあのお婆さんはタクシー乗り場で
待っているだろうと思うと
申し訳ない気持ちになる。
今日の出場予定は５０メートル平泳ぎと
２５メートルのバタフライ。
平泳ぎは普段52秒台だが、
このところ泳ぎが進化していると感じているので
51秒台、欲を言えば50秒台が出るかも。
バタフライの方はまだ正式タイムを
採った事がないので、
どんなタイムが出るか自分でも期待が膨らむ。
５０メートル平泳ぎが始まった。
スタート位置に立つと遠くの観覧席で
一緒に出場している「オアシス青山」の女子たちが
声を上げて応援してくれている。
オリンピック選手みたいに余裕で手を振って
スタート台に上がる。
ピストルが鳴り、飛び込むと、
最初の「一掻き一蹴り」はいい感じ。
亡くなったKさんが、去年の大会の時
私の「一掻き一蹴り」を見て、
「素晴らしい、教科書のようだった」
と言ってくれたものだ。
泳ぐ前はああしよう、こうしようと
いろいろと作戦を練っていたが泳ぎ始めると
全て忘れて、レースが終わった。
結果は、51秒06。
惜しい、もう少しで50秒台。
やはりこのところの練習方法、方向性は
間違ってなかったと証明されとてもうれしかった。
そしてバタフライ。
今回初挑戦だったが、
なんといったって２５メートル。
どんなに頑張って苦しくなったところで
すぐ終わるので気が楽だ。
100メートルの個人メドレーの時は、
これから始まる苦しさにいつも
心が重くなったものだが、、。
結果は20秒16。
初レースとしてはいい結果で、
これも練習の方向性としては間違ってないと
わかりとてもうれしかった。
両レースとも自分的には満足できる結果だったので
心も軽く、出場者４人と日吉の町で
楽しく打ち上げをして解散した。
君の全部を抱き込むように息を止め
たくさんの水抱きしめてゆけ